こちらのページではペットの健康に関する情報をご案内していきます。どうぞご参考の上、素敵なペットライフをお過ごしくださいませ。
わんちゃんやねこちゃんの皮膚は、人間と同じく一番外側から表皮、真皮、皮下組織の順番に構成されています。特に、身体のバリアとして重要なのはもっとも外側にある表皮です。
しかし、人間と違うのはその厚さです。犬や猫の表皮は人間よりも薄く、約0.1㎜以下しかありません。
しかも、わんちゃんの皮膚のpHは6.2~7.8で、人間の肌(pH約4.8、弱酸性)やねこちゃんの肌(pH約6.4)よりも高く、細菌が増殖しやすい環境にあるといわれています。
※pHとは?
肌のpHは、肌表面を薄く覆っている皮脂膜のpHを指しています。 また皮脂膜のpH値は4.5~6.0の弱酸性に保たれていると、バリア機能がはたらきやすく、肌を健康的な状態にキープすることができます。
このように、ペットの肌環境というのはヒトと違い、環境の影響を受けやすい状態となっているのです。
動物病院で多く相談なさる方が多いもののひとつに犬の皮膚病があります。
痒みやぶつぶつ、赤み、脱毛、フケなど、犬の皮膚トラブルは非常に幅広く、時には重大な病気が隠れていることもあります。
今回は、特に動物病院に多いご相談3つをご説明いたします
ペットのストレスをためないようにするには?ということで今回は噛むおもちゃで人気のある者をご紹介しようと思います。
犬が夢中になって遊べる噛むおもちゃ。子犬の噛みグセ・噛む力が強い犬に悩んで、しつけのために探している方もいらっしゃるかと思います。
犬のおもちゃは何種類もあり、実際選ぼうとすると迷いますよね。
今回はそんなおもちゃの中から人気のある犬のおもちゃをご紹介しようと思います。
世の中にはペットちゃん用のシーツはたくさんありますが、飼い主さんのお悩みも尽きないようです。
・汚れた部分に足が直接着いてしまうような、直にペットシーツを使用している場合は、汚れた部分が多くて他にする場所がなくなる前に変える必要がある
・比較的変える頻度を少なくするためには、メッシュ付トイレトレーを使用する必要がある
・個体に寄るが、1度排泄をして汚れてしまうと2度とそのペットシーツの上に乗りたがらない個体もいる(都度交換する必要がある)
などのお悩みが挙げられます。どのようなものが良いのでしょうか?
犬の皮膚は、人間の皮膚の1/3~1/5程度しかありません。人間と違い衣類や防寒具で守られているわけではないので、非常にデリケートです。
それゆえに、犬の皮膚は乾燥肌になりやすいといえます。
乾燥肌が進行するとさらなる肌トラブルを招いてしまう可能性もあるので、適切なケアを行うことが大切になってきます。
「マラセチア」とは、犬の皮膚や外耳道等に常在している菌の一種です。この菌は酵母様真菌の一種で、過剰に増えすぎると皮膚が脂っぽくなったり、赤みやかゆみを発症したりします。
アトピーや食事アレルギー、代謝異常その他などの基礎疾患がある時に、マラセチアの過剰な増殖が起こると言われています。
犬も人と同じようにお手入れが必要な時代になりました。健康な肌の時は、人間でもお手入れは不要なときもありますが、トラブルを生じてしまうと、お手入れが必要になるケースもあります。それは犬に関しても同じ。
人間の皮膚の生まれ変わりは約28日といわれています。この皮膚の生まれかわりをターンオーバーと呼びます。
犬では約20~22日で、人間より少し周期が短めです。短めではありますが、健康な皮膚の場合生まれ変わって落ちるフケはほとんどめだちません。
しかし、犬に乾燥や肌の病気があると正常なターンオーバーのサイクルがくずれ、なんと3~7日と短くなってしまいます。
それによってフケの量が増えてしまうという現象が見られるようになります。
肌というのは、アレルギー物質や病原体を振り落とそうとターンオーバーを早めるものなので、人間よりも表皮が薄い犬には、角質を落としてしまうことは、さらなる防御機能の低下となり、皮膚のトラブルは悪循環となります。
今回はアトピー性皮膚炎とマラセチア性皮膚炎は併発しやすい皮膚病の組み合わせであるということを簡単に説明致します。
実は人間においても知られている”皮膚が乾燥すると必要以上に皮脂が分泌される”という関係性を理解することが重要になります。
よく思春期の方が脂っぽさやニキビを気にするあまり、洗顔をしすぎて、お肌の潤いが奪われ逆に皮脂を分泌しやすくなることがあります。その症状は犬も同様だったりします。
アトピー性皮膚炎の犬は乾燥しやすい皮膚です。まさに皮脂が分泌されやすい状態にあり、その皮脂をエサにするマラセチアが増えやすくなるという状況にあります。いわゆる悪循環に陥っている状態です。
そこで洗浄力が高いシャンプーを使うと、必要以上に皮脂を落としてしまい、皮脂のリバウンド(過剰皮脂を出そうと働く肌のチカラ)が起こり、さらなるマラセチアの増殖が生じます。
皮膚が皮脂でベタベタだと、とにかく洗浄力が強いシャンプーを使いたくなる気持ちもわかりますが、そこはこらえておきましょう。
ペット(犬・猫)の皮膚病ランキングをご存知でしょうか。
シャンプー、リンスに含まれるコーティング剤が被毛の表面ばかりでなく、毛穴も覆ってしまう為、表皮のケラチニゼーションを狂わせ、毛母細胞の活性を抑制し、毛髪の再生能力を低下させる事も推測されています。
では、シャンプー後に”キトキラ“をスプレーしてあげるとどのような利点があるのでしょう?
ペットがかわいすぎるあまり、たくさんお世話をしてあげたい気持ちもわかりますが、ペットの皮膚にとってNGな習慣があります。
人間もそうなのですが、皮膚トラブルはペットにストレスを及ぼします。
夏場は犬の皮膚トラブルが増える要因が多くなります。
だからこそ、丁寧なスキンケアで愛犬の皮膚を守ることが重要となります。
室内で生活する事が多い犬はエアコンによるインナードライに陥る可能性があります。
※インナードライとは?
インナードライ肌とは、肌表面は皮脂でベタついているのに、肌の内側は乾燥している肌状態のことをいいます。 夏は汗や皮脂で一見肌が潤っているように感じるため、乾燥に気付かず知らぬ間にインナードライ肌になっていることもあるので注意が必要です。
犬は全身を毛に覆われているうえに、汗をかきづらいため、暑さは苦手な動物です。
日本の夏は高温多湿なので犬にとっては非常に厳しい環境です。
愛犬が熱中症になる前に『犬の暑さ対策』をしましょう。
そもそも犬の基礎体温は38度後半から39度前後といわれており人間よりも高い事が普通です。寒さに強い分
放熱する機能は弱く汗をかく事も苦手です。
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